ふとん綿は、単に一種類で出来ている物では有りません。 何種類かの原綿を長年の実績を積んだ職人が秘伝のブレンドをしてふとん綿を製綿します。
伝統を頑なに守った「古きよき時代の伝統技術」
手のぬくもりで和布団の良さを
最大限に引き出す職人集団
現代社会は 職人仕事をずっと工業化してきた。 暮らしは便利になったが反面、 日本の文化を目にする機会も減り 私たちは少し心が貧しくなったのではないだろうか。 効率を追及する時代性が職人仕事を確実に減らし、それを目にしない 多くの人々は、職人仕事の「質」と 工業化された製品との区別がつかなくなっている。 彼らのような職人魂と仕事から “味わい”を感じられる私たちの感性が 実は今、未来から問われているのでは ないだろうか。
浜松わた協業組合の製造設備のご紹介
工場１階 |
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製綿機は前工程でほぐされた綿花をさらに鉄金タワシのような刃で細かくほぐして、ふわふわのワタの状態になるように繊維を起こします。この製綿機は打ち直し用と新綿用を使い分けています。普通打ちする製綿機が１機と化学繊維をまんべんなく混ぜ合わせたミックス綿をつくるカード機が２機あります。 |
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 新綿用の打綿混合機 |
打ち直し用の打綿混合機 |
普通打ち製綿機 |
カード機Ⅰ |
カード機Ⅱ |
インド綿の原綿 |
メキシコ綿の原綿 |
ポリエステルの原綿 |
工場2階 |
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２階には、仕立て作業場とその横には敷きパットや肌掛け布団など綿を薄く入れて作るもの用のキルティングミシンとコタツ布団などの大型商品を仕上げるのに使用する和綴じ機があります。 |
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２０畳ほどの部屋で布団を仕立てています。 |
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キルティングミシン |
和綴じ機 |
技能グランプリ金賞、厚生労働大臣賞
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令和元年5月31日 浜松わた協業組合 ふとん職人：高柳 茂
 綿の性質を知り尽くした職人は数少ない。高柳さんは2016年に１級寝具製作技能士となり、翌年みは１級資格所持者だけが出場できる全国技能グランプリで静岡県内３人目となる金賞を受賞した。用途に応じて綿を混ぜ合わせる製綿や、年数を経ても良い寝心地を保つ綿入れの仕方など、高柳さんが作る布団には職人技が詰まっているのだ。 |
浜松わた協業組合
〒433-8118 静岡県浜松市中区高丘西3-23-35
TEL：053-452-5609 FAX：053-436-1666
浜松わた協業組合 仕立て職人 高柳茂氏